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オリンピックのテコンドー選手が好きな腕時計です。


「クロノマット」に代表される、武骨で男らしいイメージが先行する『ブライトリング』のクロノグラフ。その中でも、これぞ、という1本をお求めならやはり「ナビタイマー」が間違いないだろう。こちらの「トランスオーシャン」はエレガント路線に舵を切った名品だ。特徴的なのは、ベゼルにぐるりと配された回転計算尺。1942年に一度初代「クロノマット」に搭載されたのち、1952年に航空用にリファインされ「ナビタイマー」として世に送り出された。航空機の計器を連想させるルックスは今なおメンズの心をくすぐるが、今選ぶなら文字盤をオフホワイトで仕上げたパンダ顔も面白い。心臓部には『ブライトリング』が自社開発したムーブメント、ブライトリング01を搭載している。もちろんC.O.S.C.認定。


第二次世界大戦の頃からイタリア海軍特殊潜水部隊が愛用していた門外不出の軍用モデルというミステリアスな歴史と、その大型で分厚いケーススタイルで大人気となった『パネライ』。コスモグラフ デイトナ 偽物ひと昔前のデカ厚時計ブームをけん引したトレンドセッターとしての一面も持っており、他の追随を許さない個性的な面持ちから世界中にファンを持っている。

大きなリューズガードを持たない「ラジオミール」もラインアップされているが、この「ルミノール」は「ラジオミール」の進化系として発売されたモデル。よりモダンな表情を求めるなら、こちらが正解だ。2005年以降は自社ムーブメントのスペックも充実しており、搭載されているP.9010も3日間のパワーリザーブを実現。また、こちらはデカ厚がメインの『パネライ』においてある種“らしくない”薄型自動巻きに仕上がっている。


『モンブラン』は名作「マイスターシュトック」に代表される万年筆メーカーとして1906年に創業した。ステーショナリーからトータルブランドへ発展する過程で、1990年代から時計事業にも参入。スイス国内に製造拠点を持ち、いまやオリジンである文房具に勝るとも劣らない地位を獲得している。2006年に優れたムーブメントの開発で名高い名門ミネルバ社を傘下に収め、2008年にこの「ニコラ リューセック クロノグラフ」を開発。同モデルにおいて『モンブラン』は自社ムーブメントを完成させ、マニュファクチュールの仲間入りを果たすことになる。ウブロ 時計 買取以後はレベルの高い複雑モデルも数多く世に放っており、時計業界にしっかり地歩を固めるに至った。

今モデルも、ワンプッシュクロノグラフに、GMT、ナイト&デイ表示と複雑機構のオンパレード。触れているだけで男心が満たされていく1本が100万円以下というのも、なかなか貴重だ。