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ローマン・ゴティエが 《ロジカル・ワン》のファイナルエディションの仕様を発表~Time to order the final editions

かねてから公言されていたが、ローマン・ゴティエの代表的な名作ピース、「ロジカル・ワン」がいよいよその生産を終える時が来たようだ。
ブランドはこの度、ラスト・モデルの仕様を発表し、ホワイト・ゴールドとチタンケース各20本の"ファイナル・エディション"をもって「ロジカル・ワン」の最終形とすることを発表した。
日本では、5月6日から完全予約制の期間限定ショールームも開かれるとのこと、(ただ、日本を含む主要なマーケットに向けには"最後の最期"となるさらなるエディションがあることも仄めかされてもいるが)、いずれにしても、時計史に長く刻まれるに違いない革新的な作品だけに、この最後の機会には大いに注目したいところだ。
情報は分かり次第随時お伝えしていく予定。まずはブランド発表の公式ステイトメントを引用する。
ローマン・ゴティエは、ブランドの最も象徴的なタイムピース 《ロジカル・ワン》 のホワイトゴールドケース、チタンケースを今後各20本のオーダーで生産を終えることを正式に発表します。
2013年に発表された、ブランドの最も象徴的なタイムピース 《ロジカル・ワン》 は、ローマン・ゴティエを世界で誰もが認めるスイスの高級時計ブランドへと押し上げました。


ロジカル・ワンは“フュゼチェーン” を使ったコンスタントフォース機構により、ジュネーブ・ ウオッチメイキング・グランプリにおける 《メンズコンプリケーション》部門のグランプリを獲得しました。それを機に世界の時計愛好家やコレクターの関心を集め、魅了し続けています。
ローマン・ゴティエ 本人が既に述べているように、モデルの生産を終えるという判断は容易なことではありません。しかし、生産終了によってロジカル・ワンの無形価値を高めることはコレクターの皆様が所有する時計の価値を守ることにつながるため、その困難な決断が必要だと考えます。

今日の発表以降、ロジカル・ワンは、2023年までにホワイトゴールドケースとチタンケースそれぞれ20本のみのオーダーを受け付けて生産を終えます。これら最後のオーダーピース20本を特定する証として、"N°X/20" というシリアルナンバーを刻印したプレートがブリッジの上に取り付けられます。また、これまでのロジカル・ワンとは違う特別なしるしとして新たにバゲットダイアモンドが輝いています。



この2つのエディションの独創性をさらに際立たせるため、カスタムオーダーとして、伝統的な手法で製造されたポーセリンダイアル(磁器製文字盤)をお選びいただくこともできます。
特別なリクエストによって生産されたユニークピースを含むロジカル・ワンが、最後のオーダーの一部と認定されます。

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