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IWCシャフハウゼンが 新しい43 MM 「ビッグ・パイロット・ウォッチ43」を発表


IWCシャフハウゼンは、オンライン開催となるWatches & Wondersで、ビッグ・パイロット・ウォッチ43を発表しました。軍用観測時計の象徴的なデザインを忠実に仕上げた新しいモデルは、人間工学に基づく43 mmのステンレススティールケースを備え、文字盤はブラックとブルーが用意されています。駆動するのはペラトン自動巻き機構を搭載したIWC自社製キャリバー82100で、サファイアガラスの裏蓋を通してその動く様子を見ることができます。ビッグ・パイロット・ウォッチ43は、使いやすいEasXチェンジ・システムに加え、カーフスキン、ラバー、ステンレススティールの多彩なストラップオプションにより、陸・海・空いずれの冒険にもよきパートナーとして実用性に富んだ現代の実用的なスポーツウォッチとして新しい顔を見せることになります。


印象的な円錐型のリューズ、4個のリベットが配されたストラップ、このすっきりとした読み取りやすい文字盤のビッグ・パイロット・ウォッチほどIWCのパイロット・ウォッチの本質を表現しているモデルは他にありません。視認性に優れたコックピット計器スタイルの妥協のない機能的なデザインは、1940年代の軍用観測時計からインスピレーションを得ています。特大のリューズも、歴史的な祖先にあたるこのモデルと現在のビッグ・パイロット・ウォッチに共通するもうひとつのディテールです。これはもともと、パイロットが中綿入りのフライトグローブをはめた状態でも時計を操作できるようにするためのものでした。2002年、最初に「ビック・パイロット・ウオッチ Ref. 5002」の名で再登場して以来、そのデザインは常に実用性を重んじるDNAに忠実に、最低限の変更しか加えられていません。



「ビッグ・パイロット・ウォッチは、IWCのエリート・パイロットのニーズに応じた頑丈かつ信頼性の高い計器製造における長い伝統と専門技術を完璧に体現するモデルです。IWC アイダブリューシー 時計このことは、純粋に機能的なデザインであれば文化的アイコンになり得ることを示す良い例でもあります。今や、ビッグ・パイロット・ウォッチは、世界で最も認知されたウォッチデザインというだけでなく、そのものの存在感と哲学を表現するものでもあります」と、IWCシャフハウゼンのCEO、クリストフ・グランジェ・ヘアは説明します。

IWCは、今、このサクセスストーリーに新たな章を加えようとしています。それがビッグ・パイロット・ウォッチ43(Ref. IW3293)です。日付表示窓もパワーリザーブ表示もなくし、象徴的なデザインを正統的に体現し、より人間工学に配慮して着用感を向上させた43 mmステンレススティールケースを採用しました。

「ビッグ・パイロット・ウォッチ43で、私たちは、80年以上前に設計された初代の軍用観測時計が持つ極度の純粋性に回帰することで、文字盤から一切の余計なものを排除したシンプルな3針ウォッチを作り上げました。43 mmケースとサイズは小さくなったものの、大胆な外観と極めて快適な着用感を兼ね備えています」と、IWCのクリエイティブ・ディレクターであるクリスチャン・クヌープは語っています。


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ローマン・ゴティエが 《ロジカル・ワン》のファイナルエディションの仕様を発表~Time to order the final editions

かねてから公言されていたが、ローマン・ゴティエの代表的な名作ピース、「ロジカル・ワン」がいよいよその生産を終える時が来たようだ。
ブランドはこの度、ラスト・モデルの仕様を発表し、ホワイト・ゴールドとチタンケース各20本の"ファイナル・エディション"をもって「ロジカル・ワン」の最終形とすることを発表した。
日本では、5月6日から完全予約制の期間限定ショールームも開かれるとのこと、(ただ、日本を含む主要なマーケットに向けには"最後の最期"となるさらなるエディションがあることも仄めかされてもいるが)、いずれにしても、時計史に長く刻まれるに違いない革新的な作品だけに、この最後の機会には大いに注目したいところだ。
情報は分かり次第随時お伝えしていく予定。まずはブランド発表の公式ステイトメントを引用する。
ローマン・ゴティエは、ブランドの最も象徴的なタイムピース 《ロジカル・ワン》 のホワイトゴールドケース、チタンケースを今後各20本のオーダーで生産を終えることを正式に発表します。
2013年に発表された、ブランドの最も象徴的なタイムピース 《ロジカル・ワン》 は、ローマン・ゴティエを世界で誰もが認めるスイスの高級時計ブランドへと押し上げました。


ロジカル・ワンは“フュゼチェーン” を使ったコンスタントフォース機構により、ジュネーブ・ ウオッチメイキング・グランプリにおける 《メンズコンプリケーション》部門のグランプリを獲得しました。それを機に世界の時計愛好家やコレクターの関心を集め、魅了し続けています。
ローマン・ゴティエ 本人が既に述べているように、モデルの生産を終えるという判断は容易なことではありません。しかし、生産終了によってロジカル・ワンの無形価値を高めることはコレクターの皆様が所有する時計の価値を守ることにつながるため、その困難な決断が必要だと考えます。

今日の発表以降、ロジカル・ワンは、2023年までにホワイトゴールドケースとチタンケースそれぞれ20本のみのオーダーを受け付けて生産を終えます。これら最後のオーダーピース20本を特定する証として、"N°X/20" というシリアルナンバーを刻印したプレートがブリッジの上に取り付けられます。また、これまでのロジカル・ワンとは違う特別なしるしとして新たにバゲットダイアモンドが輝いています。



この2つのエディションの独創性をさらに際立たせるため、カスタムオーダーとして、伝統的な手法で製造されたポーセリンダイアル(磁器製文字盤)をお選びいただくこともできます。
特別なリクエストによって生産されたユニークピースを含むロジカル・ワンが、最後のオーダーの一部と認定されます。

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ハミルトンが 『ファークライ6』とコラボレーション:「カーキ フィールド チタニウム オート」がゲームの世界へ

ハミルトンのクリエイティビティと卓越したウォッチメイキングを讃える最新のコラボレーションが実現。
Ubisoftが開発・販売するオープンワールドFPSゲーム 『ファークライ6』の中にハミルトンの時計が登場します。ハミルトンのシグネチャーピース「カーキ フィールド」がプレイヤーを冒険の旅へと誘います。


「カーキ フィールド チタニウム オート」は、ゲーム『ファークライ』シリーズの中に登場する初めてのブランドウォッチです。オメガ スピードマスター 偽物映画のようなクオリティーを誇るこのゲームに現実世界のアイテムが登場することで、より一層リアリティーが高まります。高性能なフィールドウォッチ「カーキ フィールド チタニウム オート」は、ヤーラの国を独裁者から救うために戦うゲリラ兵、メインキャラクターのダニー・ロハスに相応しい時計です。

プレイヤーは、危険なゲリラミッションをクリアすると、フアン・コルテスから贈り物として時計を受け取ります。この時計を頼りに、カリブ海に浮かぶ架空の島ヤーラの冷酷な独裁者、アントン・カスティロ大統領に戦いを挑みます。残酷な独裁者を演じるのは『ブレイキング・バッド』(2009-2011年)で知られる俳優ジャンカルロ・エスポジート。彼の演技に加え、『ナルコス』 (2015~2017年)の音楽を担当したペドロ・ブロンフマン制作による独創的な音楽が圧倒的な臨場感を生み出します。
ハミルトンの時計は、1932年以来500作以上もの映画やテレビドラマシリーズに登場し、クリエイターから支持され続けています。戦争を題材にした作品には重厚感を与え、サイエンスフィクションの名作では近未来の時計として登場し、時間が逆行するタイムサスペンス映画ではストーリーの重要な鍵を握っていました。映画でもゲームでも、バーチャルな世界が現実に忠実になるほど、小さなディテールがリアリティーを与える重要な役割を果たします。



「バーチャルな世界を創る際は、それが大きなスクリーンに映し出されるものであっても、個人で楽しむゲーム画面に映るものであっても、すべての小さなディテールが非常に重要です」と、ハミルトンのCEO ヴィヴィアン・シュタウファーは語ります。「私たちは常に最先端のテクノロジーを活用しています。それによりハリウッド映画やゲームの世界の中でもハミルトンの時計を再現することができるのです。『カーキ フィールド チタニウム オート』は、冒険心溢れる『ファークライ6』の世界にぴったりの時計です。ゲームの中で繰り広げられる革命のストーリーに、より一層リアリティーを与えます」。



Ubisoft トロントのゲームコンテントディレクター オマール・ブアリ氏は次のようにコメントしています。オメガ OMEGA (アンティーク)「『ファークライ6』では、プレイヤーはヤーラ開放と統一を目的とし、 革命のために立ち上がるゲリラ兵、ダニーになってゲームを進めます。創意工夫によって困難に立ち向かいながら、独裁者を倒すのです。プレイヤーはあらゆるものを駆使してアントン・カスティロ独裁政権転覆のために戦います。ハミルトンの『カーキ フィールド チタニウム オート』をスペシャルアイテムとしてゲームの世界に登場させることは、エキサイティングなだけでなく、『ファークライ』ならではのひねりを効かせたゲームプレイの特典でもあります」。 『ファークライ6』は、2021年10月7日に発売予定です。

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ブルガリが 極めて希少なメタルを採用した 「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー タンタル」で、オンリーウォッチ2021に参加

厚さ5.8mmの世界記録。青みがかったグレーが美しい、極めて希少なメタル。世界にひとつだけのクリエイション。
チャリティオークションのオンリーウォッチに初参加するブルガリが、「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー タンタル」を生み出しました。ブルガリ 時計 買取オンリーウォッチは、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの研究を支援する時計のオークションで、毎回、類まれなブランドの唯一無二のクリエイションが集結します。この伝統を支えるため、今回が初参加となるブルガリは「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー タンタル」を提供します。このモデルはこれまでの「オクト フィニッシモ」の特徴を反映させた、世界にひとつだけのモデルです。



マニュファクチュールムーブメントは、複雑機構の中でも特に複雑性が際立つ永久カレンダーを搭載し、2100年2月まで、カレンダーに関連するすべての表示を搭載しています。
7度目の世界記録を樹立した「オクト フィニッシモパーペチュアル カレンダー」は2021年に発表されたモデルで、厚さ5.8mmのチタン製ケースおよびプラチナ製ケースを用意しています。しかしながら、ブルガリは今回、オンリーウォッチのために他に類を見ない特別な特性を備えた希少な金属であるタンタルを選びました。



耐食性に優れ、生体適合性が極めて高いタンタルは、医用工学や原子力産業、電子機器などに使用されています。密度は16.6g /㎠で、重さは鋼鉄の2倍です。ブルガリがオンリーウォッチに提供するモデルに使用するタンタルは、ほぼ100%に近い絶対的な純度を誇っています。



タンタルは、1802年にスウェーデンの化学者アンデシュ・グスタフ・エーケベリによって発見された金属で、その名はギリシャ神話に登場するゼウスと精霊のプルートーの息子でリディアの王であるタンタロスに由来します。神話の中で、神々の機嫌を損ねたタンタロスは罰として永遠の苦難を宣告されました。欲しいものがあるのに決して手に入れることができないという「タンタロスの責め苦」です。

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H.モーザー 2つのアイコンの融合 ストリームライナー・パーペチュアルカレンダー

2005 年、H. Moser & Cie.(H. モーザー社)は、パーペチュアル・カレンダーに革命的な変更を加えたパーペチュアル 1 で、高級時計の世界への復帰を果たしました。このムーブメントは 3 本の針と日付だけの単純なスタイルでしたが、専門家ではない人々の目にもはっきりとわかる、控えめな美しさを持つミニマリスト デザインが特徴でした。シンプルな外観ながら極めて独創的なモデルで、すぐに H. モーザー社のフラッグシップ モデルのひとつとなります。2021 年、この有名なムーブメントに革新をもたらし、4 本のセンター針を備えて瞬時に切り替わる日付表示機能を持つ、極めてコンテンポラリーなルックスのバージョンが誕生しました。それだけでなく、H. モーザー社は、ストリームライナー コレクションのひとつとして、これを搭載したストリームライナー・パーペチュアルカレンダーを発表しました。まさに2 つのアイコンの融合です。

2020 年に発売されたストリームライナー コレクションはすぐに好評を博し、H. モーザー社は新しい高みに到達しました。ストリームライナーは H. モーザー社のアイデンティティの別の側面を示すコレクションで、自社で新しく開発および製造された新しいパーペチュアル・カレンダー ムーブメントを搭載するのに相応しい代表的な製品です。


手巻キャリバー HMC 812 はHMC 341 と同じ利点を持ち、そこに直接駆動するセンターセコンド針が追加されています。シンプルで独創的な HMC 812 は、レッドとホワイトの小さなセンター針で月を示すインデックスを採用しています。パワーリザーブは 168 時間で、インジケーターによってダイアルの 10 時位置に表示されます。4 時位置のウィンドウには、1 から 15 と 16 から 31 までの数字が記され上下の層状になって交互に動作する 2 枚のディスクにより、日付が大きく表示されます。リュウズもこの位置に合せた配置で、日付ウィンドウは数字を 26°傾けたユニークな角度に配置されています。日付は、真夜中を過ぎた瞬間、瞬時に日付を切り替える「フラッシュ・カレンダー」によって切り替わり、1 日のいつでも前後に調整することができます。常にミニマリズムを追求し、閏年表示もムーブメント側に配置されています。サファイアガラスのケースバックから見える HMC 812 キャリバーには H. モーザー社の伝統的なダブルストライプを取り入れた超現代的な仕上げが、テンプ ブリッジ、輪列、バレル、脱進機にはアンスラサイトグレー PVD コーティングが施されています。メインプレートはマイクロブラスト加工およびアンスラサイトのロジウムメッキ仕上げとなっています。



ストリームライナー・パーペチュアルカレンダーは、名前の由来となった 1920~30 年代にかけて初めて登場した高速列車を思わせ美しい曲線を持つ時計となっています。42.3 mm のステンレススチール製クッション型ケースに 12 気圧の防水性能を備え、「M」の文字が装飾されたオフセンターのリューズが 4 時位置に配されています。真の彫刻作品としてデザインされたこのケースは、調和のとれたプロポーションと美しいエアロダイナミクスを誇ります。トップ部分は、わずかにドーム型のグラスボックスタイプのサファイアガラスで覆われ、ボトム部分も同じようにシースルー ケースバックです。一体化されたステンレススチール ブレスレットの曲線はそのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描き、 リンクは細い手首にも完璧に収まる独自のデザインとなっています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。ベゼルには、サンレイブラシ仕上げが施されています。モーザーの伝統的な独特のケース形状にならい、表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施され、くぼみの付いた側面はサテン仕上げとなっています。


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