院長 細谷 梓
院長の細谷が担当いたします
経 歴
| 2003 |
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| 2004 |
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| 2007 |
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| 2010 |
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| 2020 |
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所属学会
- 即時荷重研究会 理事
- スタディグループInfinity 代表
- インプラントガイドシステム「smop」オフィシャルエバリュエーター
- 国際口腔インプラント学会 指導医・認定医
- インディアナ大学 歯学部 歯周学インプラント科 JIP-IU インプラント客員研究員
- インディアナ大学 医学部 医学部解剖学 認定医 (顎顔面頭蓋部臨床解剖)
- ILSC即時荷重研究会 プレベーシックコースにて講師経験あり(民間研究会)
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 国際口腔インプラント学会(ICOI)会員
- 日本スポーツ歯科医学会 会員
取得認定
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即時荷重研究会
理事 -

インプラントガイドシステム「smop」
オフィシャルエバリュエーター -

国際口腔インプラント学会
指導医・認定医 -

インディアナ大学
歯学部 歯周学インプラント科 JIP-IUインプラント客員研究員
歯学部 同窓会員
医学部 医学部解剖学認定医(顎顔面頭蓋部臨床解剖)
~はじめての方へのメッセージ~
2020年 スマイルデンタルオフィス内ヶ島開業
歯科医師としての原点と現在に至るまで
歯科医療は、私にとってとても身近な存在でした。というのも、祖父・父ともに歯科医師であり、診療所を併設した自宅で育った私は、幼い頃から日常の風景の中に「歯科の現場」がありました。そんな環境で自然と「自分も歯科医師になるのだろう」と思っていました。
なかでも、私の進路に大きな影響を与えた出来事があります。それは、1985年に起きた御巣鷹山での航空機墜落事故です。事故発生後、祖父と父は検視のために現地へ赴き、帰宅後にその壮絶な現場の様子を涙ながらに語ってくれました。そのとき私は、歯科医師が社会の一端を支える重要な役割を果たしているのだということを、初めて強く実感しました。
この経験を通じて、私も歯科医師として人々の役に立ちたいという思いが一層強くなりました。ただ歯を治療するだけではなく、社会全体に貢献できる存在になりたい——そう決意する大きなきっかけとなったのです。
歯科大学卒業後から現在に至るまでの経緯について
祖父は慶應義塾大学で歯科を学び、父は慈恵医科大学の口腔外科で研鑽を積んでいました。その影響もあり、私も次第に「外科こそが歯科医療の基礎である」と考えるようになり、大学卒業後は東京医科大学の口腔外科に進みました。
在籍中は、全身疾患を抱える患者さんの治療をはじめ、小外科手術や腫瘍の摘出など、さまざまな症例に携わる機会に恵まれました。この経験は、今でも自分の歯科医師としての礎になっています。
その頃、インプラント治療が国内でも徐々に広まりつつあり、大学でも講義に取り入れられ始めていました。患者さんが義歯から解放され、自然な笑顔を取り戻す姿に触れたとき、「この治療をもっと深く学び、専門性を高めたい」という思いが強くなりました。
現在もその思いは変わらず、より高度な技術を身につけるべく研鑽を積み重ねています。
スマイルデンタルオフィスの診療方針と特色
当院では、全体の診療のうち約8割が自費診療となっており、特にインプラント治療や成人矯正を目的にご来院される患者様が多いのが特徴です。中には、他の歯科医院や医療機関からのご紹介でご来院いただくケースもあり、専門性の高い治療を求めて来られる方が年々増えています。
群馬県には大規模な歯科大学病院がないため、他地域と比べて専門的な治療を受けにくいという課題があります。私たちは、こうした地域間の医療格差を少しでも埋めたいという思いから、大学病院に匹敵する高い専門性と設備を整えつつ、地域密着型の歯科医院としての役割も大切にしています。
部分ではなく全体を診る包括的な治療アプローチ
インプラントは、選択肢の一つとして非常に有効な治療法ですが、すべての方に必ずしも最適というわけではありません。お口の状態や全身の健康状態によって、提案すべき治療法は大きく変わります。だからこそ、私たちはインプラントに限らず多角的な視点で診断を行い、患者様一人ひとりに合わせたベストな治療をご提案しています。
治療にあたっては、悪くなった箇所だけを部分的に治すのではなく、お口全体のバランスを見据えた包括的な診療を心がけています。将来の健康も見据えた治療方針をご提案することで、患者様が納得して安心して治療を受けられるよう努めています。
実際に、他院で「治療が難しい」と言われた方がご相談に来られ、「ここに来てよかった」と笑顔で言ってくださることも多くあります。そうした声が、私たちスタッフにとって何よりの励みになっています。
診療理念について
私たちスマイルデンタルオフィスでは、近江商人の理念として知られる「三方良し」の考え方に着想を得て、独自の「四方良し」という診療理念を掲げています。
それは、「患者さん」「スタッフ」「クリニック」、そして「社会全体」のすべてにとって良い医療を目指すというものです。どれか一つでも欠けてしまえば、真に持続可能で本質的な歯科医療は成り立たないと私たちは考えています。
関わるすべての人にとって価値ある存在であり続けること——それが、当院が目指す歯科医療のかたちです。
チームで支える診療体制
スマイルデンタルオフィスでは、理事長をはじめ、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・歯科技工士が、それぞれの専門性を活かしつつ、職種の垣根を越えて協力し合うチーム医療を実践しています。目指しているのは、良い意味で“歯科医院らしくない歯科医院”。スタッフ同士が自然と笑い合える、明るく風通しの良い雰囲気が私たちの特徴です。
また、院内の雰囲気や日常の一コマをより身近に感じていただけるよう、InstagramやTikTokを通じた発信にも力を入れています。
他院で治療が難しいと判断された患者さんが多く来院される当院では、信頼関係を築きやすい体制と、安心して治療を受けていただけるためのカウンセリングを重視しています。患者さんの想いに丁寧に寄り添い、自信を持って治療をご提案できる環境が整っています。
多様な働き方と、将来を見据えたサポート
当院では、産前・産後休業や育児休業の取得はもちろん、復職後には時短勤務制度を活用するなど、ライフステージに応じた柔軟な働き方を実現しています。環境が変わっても、安心してキャリアを継続できるよう、職場全体でしっかりとサポートしています。
さらに、スタッフが長く安心して働けるよう、退職金制度を導入し、将来の安定にも配慮。
昇給・賞与は生活に直結する大切な要素と考え、明確な評価基準に基づいた人事評価制度を整えています。日々の努力や姿勢がしっかりと評価される環境で、全スタッフが高いモチベーションを保ちながら働いています。
歯科衛生士の成長を後押しする教育体制
歯科衛生士として安心してキャリアを積めるよう、当院では教育制度の充実にも力を入れています。入社後は、マニュアルに沿った指導のもと、チーフとトレーナーの2名体制で丁寧にサポート。院内ではマネキンを使ったトレーニングも行っており、実技の習得にも万全の体制を整えています。また、外部セミナーへの参加費補助など、学びの機会も積極的に提供しています。
個人の成長を明確にイメージできるよう、目標シートの作成も導入。日々の診療の中では理事長や教育担当スタッフが随時フィードバックを行い、自分の課題と向き合える環境を整えています。努力を惜しまない方には、豊富な治療ノウハウを惜しみなく伝える姿勢が当院の文化です。積極的にスキルアップしたい方には、理想的な環境が整っています。
患者様へ向けて
私たちは、患者様一人ひとりのお口の状態やご希望に応じて、最適な治療方針をご提案することを大切にしています。
インプラント治療は、歯を失った方にとって非常に有効な選択肢のひとつであり、生活の質を大きく向上させる可能性を秘めた治療法です。
しかしながら、すべての方に一律で適しているわけではありません。
私たち歯科医師の役割は、常にインプラントという選択肢を提供できる体制を整えたうえで、ご希望があった際には、最善の結果を導けるよう準備をしておくことだと考えています。
インプラントに限らず、患者様にとって本当に必要で納得のいく治療を選択していただけるよう、丁寧に説明し、ご相談を重ねながら診療を進めてまいります。
どうぞ安心して、ご自身の思いを私たちにお聞かせください。



