インプラントリカバリー
インプラントリカバリーについて

インプラントに違和感を感じたら──
再治療という選択を
インプラントの不調や違和感を感じたら、再治療という選択肢があります。
インプラント治療は年々進歩していますが、長期使用による劣化や、術後のトラブル、メンテナンス不足などによって問題が起こることもあります。
群馬県太田市にある当院では、インプラントの再治療(リカバリー)に対応できる専門的な体制を整えており、他院で治療された方のご相談や、再対応を断られたケースにも柔軟に対応しています。
CTや3Dシミュレーションを活用した精密な再診断を行い、群馬件でもトップクラスの対応力をもって、患者様一人ひとりに合わせた最適なリカバリー計画をご提案いたします。
こんな方におすすめです
- インプラントのまわりが腫れて痛みがある(インプラント周囲炎が心配)
- インプラントがぐらぐらする、噛むと違和感がある
- 被せ物(上部構造)が取れたり壊れたりした
- 「骨が足りない」「やり直しが必要」と言われて不安になった
- 他院でインプラント治療の再対応を断られてしまった
- 昔入れたインプラントの状態が気になっている(長く使えるか不安)
よくあるインプラントトラブル例と原因
インプラント治療は、高度な技術と綿密な治療計画が求められる分野ですが、実際には術後のトラブルや不調に悩む患者様も少なくありません。群馬県太田市にある当院には、インプラントの再治療(リカバリー)やトラブル対応に関するご相談が多数寄せられています。
代表的なトラブル事例とその背景にある原因についてご紹介いたします。
代表的なインプラントトラブル
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感染によるインプラント周囲炎
歯ぐきや骨のまわりに炎症が起きる状態で、インプラントの“歯周病”ともいえるトラブルです。プラーク(歯垢)や細菌感染が原因で、進行すると骨の吸収やインプラントの脱落に繋がることもあります。 -
骨との結合不全・初期固定不足
インプラント体が顎の骨としっかり結合しない状態です。術後の過度な負荷や、骨の量・質が足りないケース、設置位置の不適切さなどが原因となります。初期固定が不十分な場合は、動揺が生じやすく、成功率が大きく下がります。 -
審美的問題
(位置ずれ・不自然な歯並び)「位置がずれている・隣の歯との高さが揃っていない」など、見た目の違和感や不自然さがあるケースです。設計段階でのズレや、上部構造(被せ物)の調整不足が影響することが多く、修正には再治療が必要になることもあります。 -
噛み合わせの不良
(長期的な力の偏り)インプラントは天然歯とは異なり「しなり」がないため、噛み合わせのバランスが悪いと一部に過剰な負荷がかかります。その結果、ネジの緩み・上部構造の破損・インプラント体の破折に繋がるリスクが高まります。
インプラントトラブルの背景にある主な原因とは?
インプラントトラブルの多くは、「技術」+「設計力」+「チーム医療の連携」のバランスが崩れていることに起因しています。
- 診断ミス:骨の状態・噛み合わせ・全身の健康状態などの把握不足
- 治療計画の不備:設計段階のズレ、シミュレーション不足
- メンテナンス不足:治療後の定期的なフォローがされていない
- 説明不足:患者さまとのコミュニケーション・理解不足によるセルフケアの誤解
トラブルを未然に防ぐために
成功率を高め、長持ちさせるためには、精密な診断・的確な設計・高度な技術、そして術後のケアが欠かせません。
当院では、CT・3Dシミュレーションを用いた精密診断と、多職種連携による再治療対応を徹底しています。
当院のアプローチ
インプラント治療の再検討には、正確な診断と多角的な判断が不可欠です。
当院では、これまで多くの他院インプラントトラブルにも対応しており、「再治療だからこそ、より丁寧に・確実に」診断と治療を行っています。
当院では、CT・3Dシミュレーションを駆使した精密な診断体制と、群馬でもトップクラスの技術力・設備環境を活かし、あらゆるリスクに備えた計画的な治療を行っています。
また、複数の専門家による多職種連携体制を整えており、他院でのトラブルや再治療のご相談にも的確に対応できる体制を構築しています。
当院の強み
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CT・3Dシミュレーションによる正確な再評価
骨の厚み・神経の位置・インプラントの状態を立体的に把握することで、的確な診断と設計を行います。
埋入角度のずれや骨吸収の範囲も、可視化して診断可能です。 -
骨造成・ソケットリフトなどの高度技術に対応
骨量不足がある場合でも、骨再生を促す治療により対応可能です。
「骨が足りない」「抜去が必要」と言われたケースでも、保存・再設計という選択肢をご提案できます。 -
他院で断られた症例にも多数対応
「難しい」と判断された症例にも、別のアプローチからの再治療提案が可能です。
再治療には、術前の検討力・引き出しの多さが大切です。 -
チーム医療体制での総合的なサポート
ドクター・歯科衛生士・技工士が連携し、治療後のメンテナンスまで一貫サポートします。
複雑な症例にも、チーム全体での精密なフォローを実現しています。
「再治療は不安…」という方へ

過去の治療経緯をしっかり分析し、次こそ長持ちするインプラントへと導くことが目的です。
群馬県太田市にある当院では患者様の声を第一に考え、些細な違和感やご不安にも丁寧に耳を傾けることを大切にしています。
安心してご相談いただける環境と体制を整えてお待ちしております。
「他院のインプラントが気になる」「痛みはないけど違和感がある」など、どんな些細なお悩みでも結構です。まずはお気軽にご相談ください。
インプラントリカバリーの流れ
当院では、患者様の状態を的確に把握し、一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
原因の特定から処置、再設計までを段階的に行い、できる限り負担の少ない治療を目指します。
カウンセリング・精密検査
(CT・咬合診断など)
まずは、現在のインプラントの状態やお悩みを丁寧にお伺いします。
CT撮影や咬合検査などを行い、骨の状態・噛み合わせ・インプラントの埋入状況を詳細に把握します。
原因分析と治療計画の立案
不調の原因を特定し、保存・撤去・再埋入・骨造成など、最も適切な治療方針を検討します。
患者様の希望も伺いながら、無理のないスケジュールを組み立てます。
必要に応じた処置
(除去/再埋入/骨造成など)
問題のあるインプラントを除去したり、骨を再生させる治療(GBR・ソケットリフトなど)を行うなど、症例に応じた専門的な処置を行います。
上部構造(被せ物)の
再設計・装着
インプラント本体の状態が整ったら、咬み合わせ・見た目を考慮した上部構造(被せ物)を設計・装着します。
自然な仕上がりと、長期的な安定を両立させます。
定期的なメンテナンスと
フォローアップ
治療が終わった後も、インプラントを長く保つためのメンテナンスが重要です。
当院では、衛生士による専門的なクリーニングや噛み合わせチェックを継続的に行います。
よくあるご質問
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A
インプラントのぐらつきは、「インプラント周囲炎」や「骨との結合不良」など、様々な原因が考えられます。やり直し(再治療)や再手術が必要なケースもありますが、すべてを抜去するとは限りません。まずはCTによる精密検査で現状を把握し、保存できるか・再埋入が必要かを判断いたします。
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A
はい、当院では他院で行われたインプラント治療の再診・再治療(リカバリー)にも多数対応しております。「説明が少なかった」「腫れてきた」「噛みにくい」など、違和感を感じたら早めのご相談がおすすめです。他院のやり直し(再治療)にも精密に対応しておりますので、安心してお任せください。
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A
骨の量が少ない場合でも、再治療は可能です。当院では、骨が不足しているケースに対しても、骨造成(GBR)やソケットリフト、サイナスリフトなどの再生治療技術を用いて対応しております。「骨が足りないから無理」と他院で断られた患者様でも、再埋入や保存治療が可能だったケースが多数あります。まずはCT撮影で正確に診断し、骨の状態に合った最善の方法をご提案いたします。
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A
ご安心ください。再治療は局所麻酔下または静脈内鎮静法で行いますので、治療中の痛みは最小限に抑えられます。術後の腫れ・違和感に対しても、鎮痛・抗菌処置を徹底しており、できる限りご負担の少ないよう配慮しています。
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A
正しい診断と適切な治療・メンテナンスを行えば、再治療後のインプラントでも長期的に機能する可能性があります。ただし、再発予防には噛み合わせ管理・定期検診・セルフケアの継続が重要です。当院では治療後のメンテナンス体制も万全です。
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A
いいえ。再治療といっても必ずしもすべてを除去してやり直すとは限りません。状態によっては、一部修正・再設計・上部構造(被せ物)の再作製だけで対応できることもあります。まずは現状を診断し、最小限の治療で済む方法を検討します。
インプラントリカバリーの
リスク・副作用
- 再治療後、一時的に腫れや痛みが出ることがあります。
- 骨造成(GBRやサイナスリフトなど)を行う場合、腫脹・内出血・感染のリスクがあります。清潔な環境と適切な処置によりリスクは最小限に抑えています。
- インプラントが骨と結合しない(オッセオインテグレーションの不全)可能性があり、その場合は再手術や治癒期間の延長が必要になることがあります。
- 咬み合わせの調整が不十分な場合、インプラントに過剰な力がかかり、破損や脱離のリスクが生じることがあります。
- 治療後のセルフケアやメンテナンスが不十分な場合、インプラント周囲炎を再発する恐れがあります。定期的な通院・管理が重要です。
- 全身疾患や服薬内容により、再治療を慎重に進める必要があるケースがあります。